お仏壇の修理・修復について

【お仏壇と仏間の修復】50年前のお仏壇と仏間の修復を行いました(越前市)

このたびは、越前市のお客様のお仏壇と仏間の修復を行いました。
お仏壇は、経年劣化した仏具類を新調したほか、正面の金箔の剥がれが目立つ箇所に、金箔を貼り直しました。

仏間は、ふすまが破損しておりましたので、雲をあしらったデザインで新調致しました。
雲の上に仏さまがいらっしゃるという考えから、仏間のふすまは、下の3分の1程度を雲にされる方が多いです。

お客様には「違う家になったみたい。本当に綺麗になった。」と大変お喜び頂きました。
最近は、大型のお仏壇の維持・管理が困難で、処分をされる方が多いご時世ですので、先祖代々のお仏壇を大切にして頂けることは有難いことです。
このたびのお客様も、今後末永くお参り頂ければ幸いです。

【お仏壇の修理・修復】大型のお仏壇の修復に取り掛かります!

連日、ぽかぽか陽気で気持ちのいい日が続く、福井県・鯖江市です。
このたびは当店がある鯖江市のお客様より、大型のお仏壇の修復依頼を頂きました。

一言で修復と言いましても、お仏壇全てを新品同様にする全面修復と、主に目立つ(気になる)部分をお直しする部分修復の2パターンあります。
このたびのお客様は部分修復をお選び頂きました。部分修復と言いましても、修復前後では、見違えるほど立派で綺麗になります。

近年の核家族化の進行により、お仏壇も小型化の傾向にある中で、このような大型で立派なお仏壇を​修復し、合掌頂けることは大変貴重なことです。
末永くお参り頂けるよう、当店職人一同、誠心誠意、対応してまいります。

【仏具のご新調】大型の金仏壇にふさわしい五具足を納品しました(鯖江市内)

このたびは、大型の金仏壇のお客様に、新しい五具足(花立2つ、火立2つ、飾り香炉1つ)を納品しました。
今までお使いのものは経年による傷みが目立ったこと、お仏壇やその他の仏具類は綺麗な状態であることから、具足のみ新調することになりました。
火立ても、火事にならないよう電気ローソクにしております。大変立派なお仏壇ですので、末永く合掌頂ければ幸甚です。

さて、値上げ、値上げの世の中ですが、ただいま当店は春のご予約・ご奉仕会中でございます。お値段も精一杯努力いたします!
お仏壇のご新調、修理・修復等をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、どうぞこの機会に当店をご利用頂けましたら幸いです!

【お仏壇の修理・修復】伝統工芸品の美川仏壇を修復中です!

現在、石川県の伝統工芸品である美川仏壇の修復を行っております。
組み立てがやや複雑ですが、キッチリとした仕上げになります。
伝統工芸品の修復をお任せ頂けるのは信頼の証と捉え、職人一同、納品までしっかりと対応致します!

なお、当店はただいま春のご予約・ご奉仕会を開催中です。お仏壇の修理・修復も特別価格にてご案内しております。
お仏壇の修理・修復をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。

【美川仏壇とは(出典:石川県の伝統工芸 
https://www.icnet.or.jp/dentou/prefecture/02.html
北前船での航海に耐えるよう錆付けと堆黒の技法が用いられた仏壇です。美川仏壇は堅牢かつ荘厳で華麗なつくりを追及し、堆黒・ホゾ組立、錆付け等の技法が特徴です。堆黒はニカワと漆でできた厚さ1mmほどの生地を、模様が彫られた原版に敷き、素足で踏んで起こした型を仏壇各部に貼り付け、上塗りの後に金箔を押して仕上げる他では見られない技法です。また、水害に強い技術を求め、錆付けが選択されたことで北前船での運搬に耐えうる仏壇が製造されました。19世紀中頃には湊屋村次郎(1796〜1859)が、堆黒の技術等を生み出し、美川仏壇を一躍有名にしました。湊屋村次郎の作品は徳證寺「開山御厨子」や正壽寺「漆絵釈迦三尊像」(ともに白山市指定文化財)等が知られています。

【お仏壇の修理・修復】年明けから多くの修理・修復のご依頼を頂いております!

今日の福井県鯖江市は、風雨が強く、時折あられも混じり、気温以上に寒く感じる1日でした。
そんな雨にも負けず、風にも負けず、職人一同、元気いっぱい頑張っております!

大変ありがたいことに、年明けから、工場内は修理・修復、納品を待つお仏壇で混雑して参りました。
また、写真にはありませんが、お寺様からも私の背丈よりも大きな180センチほどの、大変立派な前机等のお直しのご依頼も頂いております。

当店は「4代続く職人の店」として、ひとつひとつの工程を丁寧に対応し、お客様にご満足頂けるよう、これからも精進して参ります!