【寺院施工】厨子の天井を修復中です!(越前市)

寺院様から本堂の厨子の修復依頼を頂きました。遅くとも日露戦争(1904)時にはお堂にあった厨子で、歴史の重みを感じます。

お預かりした時点では、触れるだけで表面がボロボロと剥がれ落ちるような状態でした。そのため、まず剝がすことが出来る箇所は全て剥がし、写真は1回目の下地の塗りを行っているところです。これから更に2度、3度と塗りを重ね仕上げていきます。

細部まで手作業で根気が必要な工程ですが、地域の方が大切に守ってこられた大切な厨子ですので、納品に向けて丁寧に対応して参ります!!